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オスグッド病について|佐賀市で膝の痛みならうちだ整骨院へ

オスグッド病

 

 

「子供の膝の痛み」というと、(外傷がないのであれば)しばらくすれば治る“成長痛”と思われる方も多いかもしれませんがしかし、オスグッド病は進行性のスポーツ障害なので、痛み・腫れの放置は長期の運動休止が必要となる可能性があり、早期対応が大事な疾患です。

 

オスグッド病とは

オスグッド病とは、太ももの前面にある大腿四頭筋が、成長しきっていない膝のお皿の下骨の脛骨粗面を引っ張りすぎることで成長軟骨を剥離させてしまい、痛みや腫れが起こる疾患です。


(画像引用)日本整形外科学会

オスグッド病の症状

 

  1. 膝のお皿の下のすね上部が突き出てくる。
  2. 膝のお皿の下のすね上部が赤く腫れる、熱を持つ、痛みがある。
  3. 運動をすると痛み、休むと治る。

 

オスグッド病が起こりやすい環境・年齢・性別

オスグッド病が起こりやすい人には、以下の特徴があります。

  • スポーツを盛んに行っている。
  • 10歳~18歳くらい(小~高校生)の成長期の男の子。

オスグッド病はスポーツ全般で起こり得ますが、特にジャンプなど膝屈伸が多いバレーボール・バスケットやダッシュやキック動作をする野球・サッカーを行っている場合に起こりやすくなっています。

 

オスグッド病の原因

オスグッド病は、2つの要因が重なることで発症しやすいとされています。

要因①大腿四頭筋の柔軟性が低い

小学高学年~中学生になると、クラブ活動や部活動などこれまでに増して熱心にスポーツを行うことも多くなります。
この時期は、ちょうど男の子の成長期に重なり、急激に軟骨から骨へ変わり、身長が伸びる子も少なくありません。

しかし、筋肉や腱などの軟部組織は、骨と同じように成長できないため、成長期は大腿四頭筋の柔軟性が低下して、硬くなります。

要因②膝の曲げ伸ばしの動作が多い

膝を使う(曲げる・伸ばす)動作は、膝前面にある大腿四頭筋および付着するすねの骨を引っ張ることによって痛みが出ます。

上記2つの要因が重なり、成長期に太ももの前の筋肉や付着する腱が、繰り返し脛骨を引っ張り過剰な負荷をかけることで、未熟な骨や軟骨の一部が剥がれてしまい、痛みや腫れが生じてしまうのです。

 

オスグッド病の応急処置

膝のお皿の下の骨に痛み・腫れを感じた場合、アイシングをしましょう。
アイシングは、お皿の下の骨やその周辺を氷で冷やします。


(画像引用)日本整形外科学会

保存的治療:患部の安静、運動の制限

オスグッド病の基本治療は、「患部を休めること」です。

患部以外はトレーニングを続けることも可能です。
症状が初期であれば、部活動における「練習量を減らす」もしくは「安静にする」ことで症状が治ります。

痛みを我慢して今まで通り運動を続けると、悪化して手術が必要になる場合もあります。

また、症状を悪化させないためには、大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)を伸ばすストレッチが効果的です。

 

オスグッドバンド

痛みが長期化してきた場合には、脛骨粗面の負荷を軽減するために、膝に専用のサポーター(オスグッドバンド)を装着することも効果的です。

 

③施術

整骨院で大腿部の緊張をしっかりと取りながらストレッチを行っていく事によって痛みの軽減にもとても効果があります。

 

オスグッド病の予防

成長期に伴う“大腿四頭筋の硬さ“がオスグッド病の元凶となります。
そのため、スポーツの前後には、念入りにストレッチを行って、太もも前筋肉の柔軟性を保つことが大事です。

ジャンパー膝(膝蓋腱炎)|佐賀市で運動の痛みならうちだ整骨院へ

佐賀市のうちだ整骨院です。

ここでは膝の前面の痛みについて書いていきます。

 

ジャンパー膝(膝蓋腱炎/大腿四頭筋腱付着部炎)とは?

ジャンパー膝(膝蓋腱炎)とは、膝蓋腱大腿四頭筋腱炎症痛みを発症します。多くは、バレーボールやバスケットボールなどジャンプ動作を長時間繰り返したり、サッカーのキック動作やダッシュなど走る動作を繰り返したりするなど、膝を酷使することにより起こるスポーツ障害です。

 

ジャンパー膝(膝蓋腱炎膝蓋靭帯炎)はなぜ起こる?

1.ジャンプやダッシュなどによる膝関節の屈伸動作頻繁に、かつ長時間にわたって行うことにより、膝蓋腱に繰り返しの過度な伸張ストレスがかかり、炎症症状が引き起こされ、痛みがでてきます。

2.ジャンプの着地時などで膝が内側に入るくせがある傾向になると膝蓋腱内側にねじれを伴った伸張ストレスが加わり、さらに屈曲が増すにつれて痛みにつながります。

治療法

基本的には安静、休養が重要となります。痛みが発生する動作を中止し、痛みや腫れがひどい場合は冷湿布を貼ります。

整骨院で行う施術の中でも大腿四頭筋を伸ばすストレッチは必須となります。しっかりとストレッチを行い痛みの加減ではテーピングも巻きながら安静を保つように施術を行います。自宅でも大腿四頭筋のストレッチまた、ハムストリング(ももの後の筋)を伸ばすことでも負担が軽減されますのでそのやり方を指導します。症状が軽度なうちは治療をしながら練習を続けることも可能です。

スポーツに参加する際の注意

練習を再開した直後から全力でジャンプやランニングをしないよう気をつけましょう。
運動の前後でストレッチを十分にし、太ももの筋肉をよく伸ばします。また、太ももの筋力トレーニングも必ず練習に取り入れます。
底にクッション性のあるシューズを用いて膝の負担を減らし、ランニングをする時は土・芝などのやわらかいサーフェイスを選びましょう。練習後は必要に応じて15~20分ほどアイシングを行いましょう。

 

腸脛靭帯炎|佐賀市で運動も痛みならうちだ整骨院へ

腸脛靭帯炎(ランナー膝)

 

ランニングによって膝が痛くなる場合、様々な膝の疾患が考えられます。そのなかでも特に長時間のランニングなどで膝の外側が痛む場合、”ランナー膝”と呼ばれる「腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)」が考えられます。

腸脛靭帯炎とは、主に長時間のランニングを行うと膝の外側が痛くなってくる疾患です。腸脛靭帯炎の発症原因は必ずしもランニングに限定されませんが、ランニング動作でよく生じるため、“ランナー膝”とも呼ばれています。

 

腸脛靭帯とは

腸脛靭帯炎(ランナー膝)とは病名にもあるように腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)で炎症を生じ、痛みとなって自覚される疾患です。

腸脛靭帯はおしりの筋肉から始まり、すねの骨の前外側にある膨らみに繋がっています。

これらおしりの筋肉は股関節を外転させる作用があり、腸脛靭帯はこの力を脛骨に伝える役割があります。

 

 

腸脛靭帯炎が生じるメカニズム

腸脛靭帯は大腿骨の外側を通って、すねの外側に繋がっています。

長距離のランニングでは腸脛靭帯が何度もこすれることによって炎症を引き起こし、膝の外側に痛みが生じます。

 

腸脛靭帯炎は、股関節外転筋力が弱い、内反膝(O脚)、回内足(かかとが外側へ傾く状態)、腸脛靭帯の伸張性が低いなどが原因で発症しやすいです。

 

 

 

腸脛靭帯炎(ランナー膝)の症状

運動時の痛み

腸脛靭帯炎は、ランナーやサイクリングなど、膝の屈伸を繰り返す運動により起こるオーバーユース症候群といえます。大腿骨の出っ張りと腸脛靭帯が何度もこすれることになり、膝の外側が痛くなってきます。

初期のうちは運動中や運動を終えたあとに痛みますが、安静にしていると痛みはなくなります。しかし、腸脛靭帯炎が悪化すると、歩行時や安静時にも膝の外側に痛みを感じるようになります。

 

腸脛靭帯炎(ランナー膝)の主な原因

過度なランニング

腸脛靭帯炎は特に長距離ランナーに多く見られるスポーツ障害で、練習量が増加したり練習環境が変わる時期などに発症します。

きちんと休息をとれば重症化することは少ないですが、十分に休息を取らずに運動を継続した場合、回復が間に合わずに炎症の起きている箇所にどんどんダメージが蓄積してしまい、より強い痛みへと変わっていきます。

 

体が硬い・急に運動を始める

もともと体が硬い人の場合、腸脛靭帯も硬く伸びにくいことが多いです。腸脛靭帯の柔軟性が不足していると、大腿骨の突起を腸脛靭帯が余裕をもってすり抜けることができなくなり、膝を曲げたり伸ばしたりする際の摩擦抵抗を強めてしまいます。これにより、腸脛靭帯炎を引き起こすこともあるため注意が必要です。

 

腸脛靭帯炎(ランナー膝)の治療法

初期治療

腸脛靭帯炎の治療の基本は局所の安静と運動療法です。

内反膝や回内足を認める場合には、腸脛靭帯への負荷軽減目的に、足底板を作成したりテーピングを行います。

 

運動療法

腸脛靭帯炎はストレッチなどの運動療法が効果的です。ストレッチを行うことで腸脛靭帯の柔軟性を高めて大腿骨突起部とこすれるときの摩擦抵抗を低下させ、炎症を改善・防ぐ効果が見込めます。

 

腸脛靭帯炎に有効なストレッチ

腸脛靭帯炎は、大腿骨の外側にある腸脛靭帯と大腿骨の突起がこすれることによって生じます。つまり、こすれる際の摩擦抵抗を減らすことができれば腸脛靭帯炎にかかりにくくすることが出来ます。

 腸脛靭帯を伸ばす

太ももの外側を伸ばすことによって腸脛靭帯の伸長性を獲得する(伸びやすくする)ストレッチです。

脚を伸ばして座り、片方の脚をクロスさせて立てます。その脚を、逆側の手で押さえ、上半身を後方へ捻っていきます。立てた脚のうしろへ振り向くようなイメージです。

 

まとめ

施術でお尻付近から太ももに対する施術を行うことによって改善もかなり認められます。

気になる方はぜひ佐賀市のうちだ整骨院にご来院ください。

タナ障害|佐賀市の運動での痛みならうちだ整骨院へ

佐賀市のうちだ整骨院です。

こちらではタナ障害について書いていきます。

なかなか普段では聞かない症状の名前かもしれません。

しかしながら意外と多くの人がなっている症状です。

このぺージを見ている方ももしかしたら整形外科さんからタナ障害と診断され

見られている方もいるかもしれません。

タナ障害とは

タナ障害は、膝の曲げ伸ばしを繰り返すことで、タナが膝のお皿と太ももの骨の下端との間に挟まり、大腿骨の下端の膨らんだ部分とこすれて炎症を起こし、腫れや痛みが出る症状です。

膝の関節の内部には、関節腔という空間があり、その空間は滑膜ヒダという膜でいくつかに仕切られています。そのうち膝のお皿と太ももの骨の間のヒダは、物をのせる棚のように見えるため、タナと呼ばれています。

難しく書いてはいますが簡単に書くと膝の関節の隙間にひだが挟ますと痛みが起こるという仕組みになっています。

 

タナ障害の症状

膝の曲げ伸ばしの時に引っかかりや痛みを感じます。曲げたところから、伸ばす際に引っかかり、「ポキッ」と音がしたりもします。
どちらも特に内側に多いですが、お皿の周囲なら全体に起こりえます。

タナ障害の原因

膝の屈伸と打撲が多いスポーツ選手によく発症します。また、生まれつきタナが大きい選手は、膝の使い過ぎた状態で膝を強打したりすると、症状が出やすくなります。また、太ももの筋肉が疲労して緊張が強くなると、タナがこすれやすくなり、症状も出やすくなります。

タナ障害の施術

タナに起こっている炎症を抑える事が大切です。太ももの筋肉の緊張が一番大事になっています。

しっかり施術で太ももを緩めていくと痛みの緩和になります。

タナ障害の予防法

太ももの筋肉の緊張が原因になりますので、運動前後のストレッチは重要です。 また疲労が溜まりきる前のケアも併せて重要となります。 太ももの筋肉の筋力を付けていく事で予防も出来ますので、基礎的なトレーニングも有効です。 月島整骨院では、ケアもトレーニングも併せて行えます。是非一度ご相談下さい。

 

 

シンスプリントについて|佐賀市で運動で痛めたならうちだ整骨院へ

2024/4/19更新

シンスプリントとは?

シンスプリントは、長距離走などのスポーツでよく見られる症状であり、日常生活にも支障をきたすことがあります。症状が軽いうちに適切な処置を受けることが重要です。「脛骨過労性骨膜炎(けいこつかろうせいこつまくえん)」とも呼ばれ、すねの骨(脛骨)にくっ付いている筋肉が炎症している状態です。


(図)シンスプリントで痛む場所

シンスプリントに悩まされていませんか?

足のすねの内側に痛みがある
運動をすると痛くなる
足のすね周りを押さえると痛い

これらの症状にお悩みの方、シンスプリントかもしれません。ランニングやジョギング中に、突然すねが痛み始めることはありませんか?もしあなたの症状がシンスプリントであれば、早めの適切な施術が重要です。まずは自身の症状を理解しましょう。

シンスプリントの初期症状

  • すねの内側(まれに外側)に痛み
  • すねの内側(まれに外側)の骨を押すと激痛
  • 骨がきしむような感覚
  • 走ったりジャンプすると痛み
  • 激しい痛みではなく、ズーンとした鈍痛
  • 運動開始時に痛み、体が温まると和らぐが終了後再び痛む
  • 筋肉痛も感じる

重症化した場合

  • 歩行や立位が痛む
  • 安静時にも痛む
  • 運動中にも痛みが持続
  • 痛みが持続し、悪化
  • 運動不能になるほどの痛み

シンスプリントは、赤で示した部位が痛む症状です。正確には、筋肉の痛みではなく、骨と筋肉が結合する骨膜が炎症を起こし、痛みを引き起こします。したがって、筋肉が骨膜に沿って引っ張られるため、痛みが発生します。重症化すると、すねの骨が疲労骨折を起こす可能性もありますので、必要に応じて整形外科を受診してください。

シンスプリントが起こりやすい人

シンスプリントは走るスポーツをする人によく見られます。特に、中学・高校の学生や運動を再開した成人に多い傾向があります。陸上競技だけでなく、サッカーやバスケットボールなどでも起こりやすいです。また、偏平足や足の位置異常がある場合にも発症しやすい傾向があります。

シンスプリントの原因

シンスプリントの直接原因は、すねの骨に繋がっている筋肉の付着部への過剰な負担、つまりオーバーユース(使い過ぎ)です。運動量の急激な変化や足の位置異常などの要因が重なると、脛骨骨膜に過剰な負担がかかり炎症を起こすため、腫れや痛みが生じます。

① 運動量の急激な変化

運動内容が急激に変化することで、ふくらはぎ周りの筋肉を使い過ぎてしまうことがあります。特に、始めたばかりの部活動生や久しぶりに運動を再開した人の場合に注意が必要です。

② 足の位置異常

足のアライメントに異常がある人は、ふくらはぎ周りの筋肉に過剰な負担がかかりやすくなります。

③ 運動環境

固いグラウンドや路面、平たんではない道路での練習や、すり減ったかかとやクッション性の悪いシューズの使用なども要注意です。

シンスプリントの症状は、すねの内側や外側の骨が痛むことですが、これらの周辺には様々な筋肉が存在します。「後脛骨筋」などの筋肉は特に重要であり、走行時や歩行時に使用されます。このような運動のたびに、筋肉は引っ張られ、骨膜が炎症を起こす可能性があります。

シンスプリントになったら、スポーツ復帰はいつから?

運動時だけ痛みがある間は、できるだけふくらはぎ周辺(患部)に負担をかけないよう安静にし、運動量を減らすような調整を行う必要があります。
特に、歩くだけでも痛みがある場合は、しばらく運動を休んだ方が良いでしょう。

中途半端な状態で復帰しても、再発するリスクが高まるだけです。

自発痛(何もしなくても痛みがある状態)がなくなったら、ウォーキングなど軽い運動から始め、両足ジャンプでも痛みが出なくなったらランニングなど、段階を踏んで復帰することが大切です。

スポーツ復帰の目安は、初期であれば2週間程度、重症であれば2~3か月後くらいです。

 

シンスプリントの施術方法

  • 患部の冷却(アイシング)
  • マッサージ
  • ストレッチ
  • テーピング
  • インソールの使用

しかし、これらの方法でも改善しない場合があります。なぜなら、シンスプリントの原因は筋肉の硬化にあり、そのため正しいアプローチが必要です。

シンスプリントの予防

スポーツ障害である「シンスプリント」の予防にかかせないのが“ストレッチやアイシング”です。

日頃からの足の筋力や柔軟性のトレーニングをしておくことが、発症防止に繋がります。
また、水泳や自転車なども足の衝撃と体重負荷が一度にかからず、筋肉強化ができるので、シンスプリント予防に効果的です。

 

足の筋力や柔軟性のトレーニングや、適切なシューズや環境での運動を行うことが予防につながります。また、定期的なストレッチやアイシングも重要です。

シンスプリントの治療や予防については、個々の症状に合わせたアプローチが必要です。しっかりとした施術と適切なケアにより、シンスプリントを克服しましょう。当院では、患者さん一人一人に適した治療を提供し、安心してスポーツを楽しんでいただけるようサポートしています。

 

監修:柔道整復師 内田健太

お問い合わせ先:
〒840-0033
佐賀県佐賀市光2丁目9-22
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